2020年7月10日(金)

OMJCリレーインタビュー「コミュニケーションで心掛けていることは?」
菊本機工 専務 菊本 直利氏

前走者・コノエ 河野 裕氏からの質問
「人とのコミュニケーションで心掛けていることは?」

菊本直利専務
 1974年生まれ、大阪府出身。2000年大阪学院大学商学部卒、トラスコ中山入社。07年菊本機工、12年専務。趣味は写真、スキューバダイビング、ドローンの操縦など多彩。好きな言葉は「吾唯足知(われただたるをしる)」

相手に楽しんで貰う

 コミュニケーションで心掛けているのは、相手に楽しんで貰うことですね。相手が興味のある話題を膨らませて、ユーモアを交えて楽しいひと時にする。人と話す機会が多い仕事をしていることもあって、楽しんで貰うことに気をつけています。ただ、体験に基づくことを話すようにしています。相手の話に無理やり合わせたりすることはしない。経験も知識もないのに背伸びしていたら、いずれ誤魔化していることを見抜かれるし、信頼を失ってしまう。

 もともと好奇心が強く、興味を持ったことは何でも体験してきました。写真を撮るのは長年続く趣味ですし、大型バイクに乗りたくて30歳のときに免許も取った。3年前からはスキューバダイビングも始め、最近はドローンを飛ばすことにはまっています。ほかにもダーツを投げたり、情報システム管理者の資格を取ったり。実に色んなことをしてきました。その経験があるからか、性別、年齢問わずどんな人とも話せるのかもしれません。

 けれど、私のことをご存知の方には想像がつかないかもしれませんが。学生の頃は人と話すのが苦手でした。意見や気持ちを伝えることが苦手で、特に大勢の前だと委縮してしまい、苦手意識を持ち続けていました。苦手意識がなくなったのは社会人になってから。特に大きなきっかけだったのが、ある卸商社に招かれた懇親会でした。8人くらいで円卓を囲んでいたんですが、会話がない。初対面ですから仕方がない。でも、このまま時間が過ぎるのは、どうにもやるせない。

 そこで話を切り出したんです。何を話したかは想像にお任せしますが。その一言がきっかけになって、そのテーブルに会話が生まれた。会話のイニシアティブをとるということがどういうことなのか分かった気がした。それがとても嬉しかったんです。

対面は無くならない

 近ごろは機械工具もインターネット販売が広がっていますが、フェイストゥフェイスのビジネスモデルは無くならないと思います。ネットは便利な面もあるかもしれませんが、人と人との会話の中から新たなニーズを察知したり、その解決策を提案することはできません。機械工具商の役割は、ユーザーの困りごとを解決すること。これからもコミュニケーションを通じて要望に応えて、日本のものづくりに貢献していきたい。



 ※OMJCリレーインタビューは前走者が次走者にインタビューのテーマを投げ掛け、バトンをつないでいきます。次回は、フジタカ・常務の藤原貴之氏。前走者・菊本氏の質問は「あなたにとって粋とは?」。

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