AIが日常生活だけでなく、ビジネスの現場でも使われるようになり、アイデア出しの「壁打ち」に使う人は多いだろう。その回答の精度や量は驚くほどだ。例えば「この条件で10個のアイデアを考えて」と指示すれば簡単に10個出てくる。 […]
全機工連・中部ブロック会議が開催 景況感は回復傾向も地域差あり
人手不足・若者流出も懸念材料
全日本機械工具商連合会・中部ブロック会議が2月24日、都ホテル岐阜長良川(岐阜県岐阜市)で開かれ、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県の各団体が集まり、全機工連事業の報告ならびに各地区の景況感や活動など、情報交換を行った。

髙田 研至中部ブロック長(井高)
中部ブロック長の髙田研至氏(井高)は「今年の工作機械受注は1兆7千億円を予測。トヨタ自動車さんもエンジン関連をしっかり手掛けるということで、ある程度の生産台数を中部圏で賄うとしている。そのほか、航空宇宙、防衛、造船など工作機械が動くようなので今年1年は悪くない」と需要回復を期待した。
一方、現状は地域によって温度差もあるようで、今回の幹事団体である岐阜機工会の田口健一会長(タブチ)は「自動車及び部品加工のユーザーはまだ上向いておらず、金型も谷間で動きが鈍い。航空宇宙は徐々に回復しており、防衛関連の需要もあり、今後に期待したい」と語り、三重県機械工具商組合の水野隆次理事長(共栄商会)は「人手不足や若者の流出が顕著で、次世代エンジニアの獲得が難しく、中小製造業ではIT人材不足で投資が進んでいない」と指摘。人材面の課題解決が重要になるとした。
遠州機工会の前嶋孝行会長(前島商会)は「主力である自動車産業は上昇気流に乗れず、楽器関連も中国の影響で厳しいが、地場の茶産業は海外でブームになり、好調のようだ」と産業別での状況を説明。愛知県機械工具商業協同組合の水谷隆彦理事長(ミズタニ機販)は「今年は期待できるということだが、当社ではまだ見えていない状況。組合活動は昨年のメカトロテックジャパン開催に続き、今年はロボットテクノロジージャパンの開催を控えている」とし、活発な組合活動を報告。
その中、会員数の減少が大きな課題でもあり、会員の増強が不可欠だ。水谷理事長は「今年4月に組合が行っている野球大会に参加したいという理由で1社入会予定」と語ったほか、各地区ともにボウリング大会などの実施、若手経営者の知恵を取り入れた異業種の工場見学会など新たな取り組みを実践している。
日本産機新聞2026年3月20日号
[ 商社 ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
AIの普及に伴うデータセンター需要の拡大に加え、航空機、防衛、造船など幅広い分野で追い風が吹く国内の製造業。一方、イラン情勢を背景とした原油価格や原材料の高騰、供給不安など、経営環境には不透明感も漂う。変化の波をどう捉え […]
側面視機能をリリース –今年注力することは。 工具研削盤に搭載される「内蔵型マイクロビジョンシステム monocam2」の販売に力を入れる。加工中の工具をカメラで自動測定し、規格から外れた場合はプログラムに補 […]






