2024年4月18日(木)

大阪・中部 機械加工システム展
見て触って問題解決

機械・機器・工具最新技術が一堂

 大阪 3月10・11日インテックス大阪
     潜在的問題を解決

多彩な角度から提案
  ロボ、バリ取り、保全も

機械加工システム展大阪 今回の「大阪機械加工システム展」の展示会コンセプトは「潜在的問題解決のご提案」とし、JIMTOF出展機をはじめとする最新鋭の製品が集結する。出展メーカーは120社、ユーザーの来場目標は3000人。

会場は、課題ごとにコーナーを分けて展示し、来場者が廻りやすくわかりやすいように工夫している。同社が発行する「『かんたん解決カタログ』を現出」(田渕支社長)する形で、その提案課題は「品質向上・不良品発生防止」「省エネ対策」「省力化・省人化」「環境対策」「高精度・高剛性・高効率・短納期対策」「コストダウン対策」「労働安全性対策」など、多彩な角度から最新提案を行う。同カタログに新たに掲載されたメーカーも多数が初出展している。
機械加工システム展2
特設の「ロボットシステムコーナー」では、ジーネットが注力するロボットビジネスの新しい形が見える。中小企業の自動化、ロボット導入の安全教育を含む初歩からシステム構築までを懇切丁寧に導いてくれる。システムインテグレーターによる講演も予定している。

出展する工具メーカー・ソフトメーカーとのコラボによる機械メーカーの切削加工実演や、環境改善設備とのセットなどもあり、展示メーカーの組み合わせによるパフォーマンスも実際に確かめることができる。

さらに、3Dプリンタで製作した金型の入れ子を使った樹脂金型とその成形サンプル、リバースエンジニアリングによる金型データ保存、ロストワックスの工程短縮など、3Dプリンタの活用事例の紹介も見逃せない。

  セミナー情報  

3月10日㈮
13:00~14:30
講 師 ヤマザキマザック 執行役員 大口製作所 所長 堀田政春氏
テーマ IoTを活用したiSMART Factoryヤマザキマザック 大口製作所
内 容 ヤマザキマザック大口製作所では、IoTを軸とした次世代生産工場「iSMART Factory」の完成により、自動化・省人化ニーズや人とロボットの共存、非熟練工・女性の活用といった課題に対応している。

3月11日㈯
10:00~11:30
講 師 ロボットテクニカルセンター 代表取締役 高丸 正氏
テーマ 中小企業様の救世主=ロボットを活用したモノづくりのご提案
内 容 ロボットテクニカルセンターでは、ニーズに合った最適なロボットシステムの提案、導入検討のためのテストトライアル、ロボット安全教育など、ロボットに関する一貫したサポートを提供する。

13:00~15:00/15:30〜17:30
講 師 バリ取り大学長・関西大学名誉教授(工学博士)北嶋弘一氏
テーマ バリ取り大学バリの生成メカニズムから抑制まで
内 容 バリの生成メカニズムから抑制まで、理論と実験データを用いて解説する。原理的知識を得ることにより、加工現場における現象理解とバリのコントロールに応用できる。

  特設コーナー  

コーナー ロボットシステム
 テーマ 工場設備の改善対策!
 内 容 各種ロボット技術を集結して、様々な企業のロボットシステム構築に貢献する。
 出 展 ロボットテクニカルセンター《川崎重工業(双腕ロボット)、ダイヘン(溶接ロボット)、ファナック(ゲンコツロボット)、不二越(バリ取り作業ロボット)、安川電機(防水ロボット)》

コーナー バリ取り
 テーマ バリ取り・面取り加工の生産性向上対策!
 内 容 悩みの尽きないバリ取り・面取り加工の困り事は、このブースですべて解決。
 出 展 MCT、カトウ工機、ジーベックテクノロジー、大昭和精機、WSE、日東工器、日本オートマチックマシン、日本精密機械工作、ノガ・ジャパン、BIAX、富士元工業、プライオリティ、ヤマシタワークス、柳瀬、UHT

コーナー 機械保全特集
 テーマ 機械保全の省力化対策!
 内 容 機械設備の保全について、これまでの「故障してから修理する」というスタンスから「故障の予防」さらには「異常の予知」にまで幅を広げるまさに機械のお医者さんのような対策を提案す る。
 出 展 育良精機、SMC、KMT、ゴードーソリューション、ザーレン・コーポレーション、産機テクノス、昭和電機、そうぎょう、中発販売、トヤマキカイ、ナスコフィッティング、日本濾過工業、フェナー・ドライブズ、プルーフテクニック

 中部3月17・18日ポートメッセなごや
  生産性向上・省エネ・高精度加工

「気づき」掘り起こす
  ロボ・IoTで自動化

中部機械加工システム展 今回の「中部機械加工システム展」の展示会コンセプトは「生産性向上と省エネ・高精度加工のご提案」。ここでもJIMTOF出展機をはじめとする最新鋭の工作機械・切削工具・ツーリング・治具などの周辺機器、CAD/CAM、および環境改善機器を中心に展示する。出展メーカーは162社、ユーザーの来場目標は3500人。

会場の各出展各ブースには、想定される課題と問題点、その解決提案を分かりやすくパネル展示する。「ユーザーの新しい気づきを数多く掘り起こす」(大谷支社長)ことが狙いだ。

中部機械加工システム展2 また、特設の「ロボットシステムコーナー」では、ジーネットが注力するロボットビジネスの新しい形が見える。中小企業の自動化、ロボット導入の安全教育を含む初歩からシステム構築までを懇切丁寧に導いてくれる。会場には5社(川崎重工業・ダイヘン・ファナック・不二越・安川電機)のロボットによるシステム事例を展示・実演し、ロボットを活用した工場現場の改善提案を行うとともに、最適なシステムを実現する同社のロボットテクニカルセンターの取組みとその活動を披露する。システムインテグレーターによる講演も予定している。ユーザーにとって、実際に見て、触って、体感して次の打つ手を検討できる貴重な場だ。

 会期中は興味深い技術セミナーも開催される。バリ取りや測定工具、治具、そしてロボット、IoTなど、いずれも聞き逃せないプログラムばかり。
展示会当日限定の特価製品や景品も用意される。

  セミナー情報  

3月17日㈮
10:45~12:15 4F6会議室
 講 師 タンガロイス キルアップセンター長 大屋周一氏
 テーマ 切削工具の基礎~切削加工の理論を理解しよう~
 内 容 「チップが傷むのは何故だろう?」「ビビリが発生するけれど、どうすれば良いのか?」といった切削加工を行う上での疑問に対し、体系的・理論的に勉強していく。

11:00~12:00 3F3会議室
 講 師 ミツトヨ 中部営業部流通営業課 西山剛史氏
 テーマ 測定工具の基礎知識講座~測定工具の正しい使い方と保守管理~
 内 容 ノギスやマイクロメータを中心に測定工具の正しい使い方、校正と検査の重要性、保守管理方法について説明する。

13:30~14:30 3F4会議室
 講 師 ヤマザキマザック 取締役副社長 山崎高嗣氏
 テーマ 新しい加工技術とIoT技術を活用したソリューションのご提案
 内 容 様々な産業に向けて、複合加工技術(ギヤ加工・ハイブリッド複合加工)、自動化による生産性向上(MPPシステム)、各種ソフトウェア(工場のSMART化)、IoT技術を活用した工場運営について解説、紹介する。

13:30~14:30 4F6会議室
 講 師 ジーベックテクノロジー 代表取締役社長 住吉慶彦氏
 テーマ マシニングセンタでのバリ取り自動化~自動化を実現する手法と視点~
 内 容 マシニングセンタ内で仕上げ加工を自動化する様々な手法と実現に向けての障壁を克服した他社事例も交えて紹介する。

15:00~16:00 3F3会議室
 講 師 ロボットテクニカルセンター 代表取締役 高丸 正氏
 テーマ 中小企業様の救世主=ロボットを活用したモノづくりのご提案
 内 容 ロボットテクニカルセンターでは、ニーズに合った最適なロボットシステムの提案、導入検討のためのテストトライアル、ロボット安全教育など、ロボットに関する一貫したサポートを提供する。

15:00~16:15 3F4会議室
 講 師 トクピ製作所 代表取締役社長 森合主税氏
 テーマ 高圧クーラント切削で自動車難削材の改革
 内 容 航空機部品・自動車生産において新たな軽量素材、エネルギー低減などの省エネと排ガス対策の新たなエンジン・ミッション・アクスルの切削改善を提案する。

16:00~17:00 4F6会議室
 講 師 サンドビック 技術製品開発部 部長 河田洋一氏
 テーマ コロプラスが導く製造業の未来~ネットワーク化でビッグデータを有効活用~
 内 容 ネットワーク化された工具とインターネット機器を使用して加工性能をモニタリングし、クラウドベースの分析と現場でのオンサイトシステムにより加工プロセスの最適化方法の決定が可能になる。

3月18日㈯
10:30~12:00 3F4会議室
 講 師 住友電気工業 グローバルマーケティング部 主席 小出茂博氏
 テーマ 2017イゲタロイ最新切削加工技術速報
 内 容 ①「チップ材質開発の動向とその加工実例」、②「なるほど・ザ・旋削加工&フライス加工」を、テキストをもとに解りやすく紹介する。

11:00~12:00 3F3会議室
 講 師 ミツトヨ 中部営業部流通営業課 西山剛史氏
 テーマ 測定工具の基礎知識講座~測定工具の正しい使い方と保守管理~
 内 容 ノギスやマイクロメータを中心に測定工具の正しい使い方、校正と検査の重要性、保守管理方法について説明する。

13:00~14:00 3F3会議室
 講 師 ロボットテクニカルセンター 代表取締役 高丸 正氏
 テーマ 中小企業様の救世主=ロボットを活用したモノづくりのご提案
 内 容 ロボットテクニカルセンターでは、ニーズに合った最適なロボットシステムの提案、導入検討のためのテストトライアル、ロボット安全教育など、ロボットに関する一貫したサポートを提供する。

13:30~15:00 4F6会議室
 講 師 タンガロイ スキルアップセンター長 大屋周一氏
 テーマ 切削工具の基礎~切削加工の理論を理解しよう~
 内 容 「チップが傷むのは何故だろう?」「ビビリが発生するけれど、どうすれば良いのか?」といった切削加工を行う上での疑問に対し、体系的・理論的に勉強していく。

14:15~15:15 3F4会議室
 講 師 ジーネット 経営企画室 室長 田中 光氏
 テーマ 機械保全の省力化対策‼~予知保全とIoT~
 内 容 事前に異常兆候を発見することで、故障のリスクを最小にする。また、コストも最小にする。

15:30~16:30 3F3会議室
 講 師 ナベヤ 製品技術部 部長 鷲見鉄男氏
 テーマ 標準治具の効果的活用方法と高効率生産対応
 内 容 モノづくりで重要な役割を持つ治具。官界は治具の構想、構築においてヒントとなる情報を「省段取り」「工程集約」「自動化」などの視点から紹介する。

  特設コーナー  

コーナー ロボットシステム
 テーマ 工場設備の改善対策!
 内 容 各種ロボット技術を集結して、様々な企業のロボットシステム構築に貢献する。
 出 展 ロボットテクニカルセンター《川崎重工業(双腕ロボット)、ダイヘン(溶接ロボット)、ファナック(ゲンコツロボット)、不二越(バリ取り作業ロボット)、安川電機(防水ロボット)》、豊岡販売

コーナー バリ取り
 テーマ バリ取り・面取り加工の生産性向上対策!
 内 容 悩みの尽きないバリ取り・面取り加工の困り事は、このコーナーですべて解決。
 出 展 イワタツール、MCT、オカスギ、カトウ工機、ガリュー、ジーベックテクノロジー、タクト、谷テック、WSE、日東工器、ノガ・ジャパン、パル、BIAX、富士元工業、プライオリティ、宮川工業、ヤマシタワークス、ユーコー・コーポレーション

コーナー 機械保全特集
 テーマ 機械保全の省力化対策!
 内 容 機械設備の保全について、これまでの「故障してから修理する」というスタンスから「故障の予防」さらには「異常の予知」にまで幅を広げる様々な対策を提案する。
 出 展 アーステック、安震、育良精機、WEN、SMC、エヌピーケイ、ギガ・セレクション、KMT、ザーレン・コーポレーション、サクラテック、産機テクノス、シービーテック、昭和電機、そうぎょう、タブチ、智寛、中発販売、土牛産業、日本クランツレ、日本濾過工業、フェナー・ドライブズ、プロテクトエアー社、三木プーリ

日本産機新聞 平成29年(2017年)2月25日号

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